お昼ごろに、シークのT君がわが工房にやってくる。
エギングロッドを作ったということで、それを見てほしいらしい。
手にとって名前を見てみると”ALOHA”と入っている。
命名の由来を小一時間問いただしたい気分を抑えながら、触ってみるとかなり
軽い仕上げであることが分かる。すでに何本か注文が入っているらしく、
生産直前らしい。特にティップのベンドがいい感じ。

 ”ここをこうしたら~”とか少しのアドバイスの後、”やっぱり実際シャクって見ないことには”
と、そのプロトのロッドを預かることに。お預かりしたのは7ft6inchの短いほう。
新SQ-EASY4.0の試作も完成したので、そのテストも兼ねて、早速一人で中紀の
Myポイントへ向かう。

 夕方に現場周辺に到着するが、小雨で釣り人はほとんどいない。
本命ポイント横目に見て、まずエギのスイムテストと沈下速度のテストのため、小さな
波止に入る。一通り作業を終えた後、いよいよ本命ポイントへ。

 ここはただの砂浜なのだが、何を隠そうぢょにぃが10年来通っている場所で先々週も
攻めたところ。有名な”煙樹ヶ浜”、”切目浜”ではありません。おかっぱりからと谷井さん
の貸しボートでボトムの様子をくまなく調べ尽くした場所です。数キロにも及ぶ範囲の中で
ホットスポットはわずか20mぐらい。行きたい人はぢょにぃが案内しましょう。

 久々のキロアップを頭に思いながら、ウエーディング。
まずはシークのプロトロッドで、SQ-EASY Slap3.5号をシャクって見る。
さすがにややローパワー気味なので、大きく動かすことはできないが、ティップの戻り
が速く、シャクリ後のブレもないので軽快に連続ダートを起こすことができる。
このロッドでは、非力なぢょにぃでもリトリーブと手首の返しだけでシャクルことができる。
これなら一日14時間勤務も可能だと思った。

 辺りが暗くなってくる。いよいよゴールデンタイムの始まりかと思いながら、
次に同じロッドでSQ-EASY4.0号プロトをシャクって見る。
さすがにエギを動かしきるにはパワー不足だが、ネチネチと少ない移動距離でダートを
起こすことができる。これが冬から春にキクんだよねと一人で思いながらシャクり続ける。

 沖にキャスト。4.0号なので飛距離抜群。ボトム到着前にネチネチダート。
その後のポーズでヴァィーンという今までにないアタリ。
少し間をおいて渾身のフッキングを入れると、がっちりフックアップしたのが分かる。
そのとたん、沖めがけて猛烈なダッシュ。1.5キロは行ったかなと思いながら、寄せにかかる
が中々寄ってこない。かなり長いやり取りの後、やっと浜にズリ上げることに成功。
(この間、自分で取り付けたフックの接着剤がちゃんと硬化してるかヒヤヒヤしていた。)

 そしてロッド、エギと並べてみるとこんな感じ。

1.jpg


 前回の2キロの時もそうだが、ぢょにぃが大物をゲットするときはいつも一人。
何ででしょうね?

 その後200~400g級を3杯ぐらいキャッチする。
デカイカ入りの袋と並べてみるとこんな感じ。

3.jpg


 アタリもなくなり、予報どおり北西風も強くなってきたので終了。夕方1時間半ぐらいの
エギングでした。

 車に戻り、早速検量。今まで数々の夢を、無情にも平気で打ち砕いてきた憎きバネばかり
にイカを吊るす。

 ウッソー、2キロいってるやん。

 公正を期すためバネばかりは時々校正しているが信じられない。
氷を買いに近くの釣太郎さんへ。話をしていると、この付近では春以来2キロは
出ていないとのこと。お店の秤で重さを量ってもらうと2,050gでした。
ついでに記念撮影をパチリ。(釣太郎さんのHPに載るかもとおっしゃっておりました。)

4.jpg


 高速道路が海南まで夜間工事通行止めだったのでなんと帰宅できたのは午前様。
家の台所で、デカイカの触腕とエギ3.5号、4.0号と並べて写真を撮る。

5.jpg


 ンー、デカイカに対するこのエギのチッポケさ。色々と考えさせられる。