徳之島遠征から、少しスランプ気味。思うように釣果が出ない。
前回までの反省点を挙げると次のとおり。

 1.夜のほうが反応がよい。
 2.クイッとエギを引っ張るアタリは出るのだが、すぐに放してしまう。ロッドのティップは柔らかいほうがいいのかな?それとも強風でラインがあおられて、エギに余計なテンションがかかっているのかも。また、ヤエン師曰く、味・匂いがないと駄目とのこと。フォーミュラ必要?
 3.干潮から満潮へ向かう込み潮のときに、少し浅場を狙うのが春のデカイカのセオリー。

 エギの改造に夢中で、イロイロなエギングの要素を考えるのがおろそかになっていたみたいでした。

 本当は18日の晩から室戸狙いのつもりだったのだが、どうやら天気がくずれるらしいので、中止に。そのかわりに、1人でまたまた南紀に向かうことに。なにやら変な予感がしたので、途中イカをキープするスカリを購入する。

 ETCの通勤割引(高速代5割引)を利用して、南紀へ向かう。久しぶりに穏やかな天気。夕方19時ごろに1発目の場所に入る。が、なぜかアタリが出ない。焦りの気持ちから、そこから前回唯一ゲットした串本のポイントに向かってしまう。

 でも、やはりここは堅かった。


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 ボウズをとりあえず脱出しておいて、再び北上。浅場に面した地磯を中心にまわっていく。さすがに金曜日の夜は人が少ない。

 月が煌々と照っている中、午前2時半ごろでした。磯にはさまれた浅場でエギをキャスト。エギが着底後、ゆっくり2段ジャークをしポーズさせていると怪しいアタリ。エギを抱き込むにいたらなかったので、普段あまりやらないすばやい3段シャクリで再びポーズ。ここでついにエギを抱え込むアタリが出たので、思いっきりあわせると久々に大物の感触。フルキャストでのやり取りなので、腕がだるくなるぐらい引きを楽しんで、足元のサラシの中でギャフ打ち。デカイカ特有の”ボシュっ”っていうジェット噴射。取り込んで、潮溜まりに泳がせてみる。


 
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 でかいですね、でかいですね。これは2キロ間違いない。車にスカリと一眼レフデジカメを取りに戻る。明るくなってから写真撮影しようと、スカリにイカを生かしておく。その前にもう一度撮影。

 
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 エギはスクイージー4.0号(少し改)#12オレンジツリー、ロッドはアロハ7.6ft。ちなみに、使い始めて間もないこのロッドで2キロアップ2杯目です。何か憑いているのかも。

 もう一発を狙って、そこから少し離れた場所で同じシャクリでもう1杯キロアップのメスを追加。こいつは取り込みのときにもう1杯イカが付いてきていました。ンー、このポイントはかなりイカ濃いかも。

 スカリのイカが気になったので、あまり移動せずにのんびりすごす。おそらく、この時間帯にもっとランガンしていればさらに釣果が出ていたと思う。

 やっと明るくなってきたので、三脚を立てて撮影。


 
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 広告に使おうと苦労して三脚&セルフタイマーでがんばるも、帰ってから見るとあまりきれいに撮れていない。写真ってやっぱり難しい。T先生、広告に使ってくれるかな?

 夜が明けた6時には引き上げ開始、ひさしびりにスカッとしました。帰ってから検量するとデカイカ、2.4キロありました。1人で抜け駆けしてゴメンネ。やっとスランプ脱出させてもらいました。