ロケッティアを使い続けて、そろそろ進化版を、と思ったのが、確か2008年か2009年ごろだったと覚えています。エギングブームの中、釣り場とそこに居るイカに、日々プレッシャーが高まり、まとまった釣果が期待できなくなりつつあるという。そう、遠投できるだけでは、満足できないようになってきていたのです。

まず、旧モデル・ロケッティアの特性を。
・飛距離重視のため、極端に重心を頭に集中させている
・そのため、水中では前傾姿勢が強く、コントロールするのに若干のコツが必要

そこで考えたのが、シンカー部分に抵抗を与えて、よりコントロールしやすくすること。

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”水を引っ張る” 形状にすることで、抵抗が増すことを期待したのですが・・・イマイチいじったことに対する感度が低かったです。シンカー形状を、あれこれするよりは、という結論。

そこで、思い切ってボディ形状の変更を試してみます。
狙いと相反しますが、試してみたかったので、まずは極端に薄いヘッドのボディ形状。

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見た目、よさそうですが、ジャークするときの挙動が安定しません。勝手にヒラを打ったり、とんでもない方向に走ったり。小さいイカをねらうなら、それもアリですが、デカイカはトリッキーすぎるアクションには、反応しません。
そして、頭部に浮力がないので、より前傾姿勢になってしまいます。

そして、つぎに試作したのが、頭部にボリュームを持たせて、頭部の浮力を稼ぎ、水平姿勢を作りやすくすること。

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このボディ形状変更の方向性で、劇的に状況が変わりました。
見た目すこしダルなデザインですが、すごくハンドリングしやすく、コントロールの自在なエギとなってきました。

ひとつの究極形がコレ。

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水平姿勢に近い角度でフォールし、ライン・ボディ・カンナが一直線に近い状態になるので、アタリのわかりやすいことわかりやすいこと。ナイショで、ものすごく釣れました。ゴメンナサイ。

ただし、大きな欠点が。

ロケッティア姿勢、飛行中の安定性が悪く、飛距離が格段に落ちたことです。
また、水平姿勢でフォールするため、狙う層に到達するまで、非常に時間がかかること。
カバーできる範囲、攻めのテンポとも、不満足です。イライラします。

なんせ、ロケッティアの、加速するような飛びのフィーリングがなくなったのは、感覚的に許せません

う~ん、なんとかならないかなぁ・・・

と、ここからまた悪戦苦闘が始まります。

(その2はコチラ