ぢょにぃのルアーづくりLIFE

From a mountain of BOTSU proto

ルアーメーカー・JINGOのものづくり班長、ぢょにぃこと吉田聡のブログ
現在プロデュース製品はValleyhillにてリリースしております(^-^)

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エギングランキング

2005年12月

12月28日和歌山ビッグワンで精神鍛錬

 最近のジギング中止ラッシュに業を煮やし、釣れていない警告を無視して
和歌山のビッグワンへ。インケツ同盟のK氏が同行してくれました(感謝)。

 出船場所に到着してみると、この寒い空。

 
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 暗雲立ち込めるとはこのことでしょう。
沖へ出てみると、凪の予報に反して波がある。
ターゲットは一応ブリ・メジロ、そしてベイトはタチウオということで、
早速各種ロングジグを試すが全く反応がない。

 ベイトは居るのだろうかと思い、トルネード115gでタチウオ狙いジャークを
するとちゃんと居ました。

 
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 このお方には海へお帰りいただき、またひたすらロングジグ。
昼を過ぎて本命ポイントへ入るが、そこでも反応がない。
しかし、同船していた初ジギング・レンタルタックルの方にメジロがヒット。
ジグはなんとスピードジグで色はオレンジ。(ロングジグ無視?)
でもこの方は、ジギング初めてながらとてもシャクリがスムーズでした。
後で観察させていただきましたが、釣れたのも納得のジャークでした。

 で、ぢょにぃとK氏は…マルホゲ。
お疲れさまでした。


 

嗚呼、雪景色。

 事務所の前。

 
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 すっかり北国の風情。

 またもや、またもやジギング中止か!?
(実は明日、ファイヤードルフィンの予定でした。)

12月17日代々丸でハマチ修行

 和歌山では中々ありえない、ハマチ爆釣の知らせを聞き、
いつもの代々丸さんへ。大盛況らしく、この日は大志丸さんにお世話になりました。

 メンバーは純ピラニアンども、テンプラ殿・ヤスノフ殿・あるふぁ殿と
私の4人。なかなか強力な面々がそろう。

 波が高く、釣りができるかどうか微妙な状況の中、ポイントへ向かう。
最初、白浜沖の60mラインへ入り、ワンフォール目でぢょにぃのジグに
バイト。2フォール目できっちりフックアップしました。
上がってきたのはハマチかと思いきや、シオでした。

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 ジグはトルネード115gで、なぜかスローピッチのジャークに反応。
これを同船の方々、特にテンプラ殿に影響を与えたらしく、みんなのシャクリが
スローに。これがいけなかった。

 それからは長い沈黙が続き、海も荒れ放題。

 
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 そしてまたもやぢょにぃのスローピッチにバイト。
今度は40cmオーバーのメンドリさんでした。

 視界の中に居る、代々丸のほうはハマチをポツポツとヒットさせている。
よく見るとみんなかなりのハイピッチ&コンビネーションジャーク。
これを徹底していたらよかったのだが、後の祭り。
時合いは終了しており、魚探に移る魚影も景気が悪い。

 ここでいつもどおり、ぢょにぃは色々試す。
まず、ジグの上にカブラ針。だがカブラの代わりに最近リリースされた
月下美人のカーリービームをセット。高強度素材なので、雑魚に齧られても
大丈夫。ひそかにこういうの作ってくれたらなぁと思っていたワームです。
小気味よいアタリであわせると、上がってきたのは25cmそこそこのチャリコ。
これにはなぜかH船長、猛烈に反応しておりました。

 次に試すは、中通しのNewシンカー(プロト)をセットしたエギのリグ。
しかし、これには反応がない。と、突然となりのテンプラ殿にハマチがヒット。
これは、エギで活性が上がったに違いない。

 そうこうしているうちに波が高い中、予定のフルタイムまで時間が過ぎる。
操船が大変な中、船長ご苦労様でした。
後の2名(ヤスノフ殿&あるふぁ殿)は、なぜか沈黙&ダウン。昏睡状態に。
まだまだ修行が足りん!と喝を入れる。

 
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 代々丸を後にして次に向かうは、アオリ2キロポイント。
実はこの日はこれ本命のつもりだったが、爆風と極寒でどうにもなりませんでした。
満月の大潮で夕方満潮狙い撃ちで、2週間前から狙っていたのに!
次は年末か!?

 ヤスノフ殿&あるふぁ殿はこの間も車の中で爆睡。
なんと最後の大阪着までずっと眠っておられました。喝!!
(仕事で疲れすぎ?)

ジグ試作:理想のチビジグ

 チビジグ、またまたイジっています。
ルックスとジャークのアクションはとてもよいのだが、気になるところがまだもう少し。

 初代から試作を始めてもう○代目?

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 具体的には伝えられませんが(企業秘密?)、”自分で動かして釣る”ジグにはなっているのだが、”勝手に魚が釣れてくれる”ジグの領域まで仕上げていくつもりです。

 プラン・コンセプト→試作→テスト→で、またまた試作の繰り返し。
テストで思っていたのと違う結果が出たときはさすがにヘコみますが、
新しい発見があるときもあります。

 F1なら、設計→CFD解析→試作モデル→風洞実験→実車試作→サーキットでテスト
となり、シーズン中にも何度もこれを繰り返しているのだが、
ジグの場合はそうそうモデルチェンジもできないのでここいらで詰めていかないと。

 で、今日も3D・CAD職人です。

 
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ブリ20キロオーバー?

 昨日、三重のジギングで20キロオーバー2本出た模様。(日本記録!?)

 で、明日13日に前々からファイヤードルフィンさんに行く予定でしたが
なんと悪天候のため中止に。グッドタイミングと思ったのに!

 ガックリ!!!!!

 今日1日ウキウキ気分でアシストフック作りに励んでいましたが、
この落ち込み、どうしようかな?

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12月10日和歌山エギング修行

 昼前にヤスノフ殿にTEL。
エギングに行かないかと誘いをかけると、バイトしてくれました。
彼がエギングタックルをそろえたいというので、エイトさんへGO。
一通りロッドからリールまで揃え一路、南へ。

 先週の2キロポイントに到着したのが17時半。
しかし、今日は全く反応がない。
それもそう、この日は小潮で今はまさに干潮ど真ん中。
浅すぎて釣りになりませんでした。
イカが多いときにはそれでもつれるのだが…

 潔く速攻でポイントチェンジ。次は低い地磯。風はかなりキツい。
そこで昼の3時からやっておられたヤエン師にお伺いすると、
全くアタリもないので、もう引き上げるとのこと。
とりあえずエギを投げるが、イカの反応なし。異常なし。
ただし、タコはつれました。
 
 暗い中磯を歩き回り、磯の割れ目から潮目ができている場所を発見。
ここで釣れんかったらやめじゃ!と思いながら、エギをトレースすると
トンというアタリ。上がってきたのは、小イカちゃん。
SQ-EASY Slap 3.5号のオレンジキュウセン(赤)でした。
 
 
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 しかし、その後続かず。
風が強くなる中、ボトムを中心に攻めるとタコの連発!

 
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 何故???
風が強くラインがフケて、ラインが水中で立ち気味になるのが、タコにはよかったのかも。
(↑タコテク?)
狭いエリアでなんと5,6杯も釣り上げる。
ヤスノフ殿はボトム取りに苦心しているらしく、やっとタコを1杯ゲット。
この辺のテクの差はハートでもどうにもならんかも。
(しかし油断すると絶対ヤラレルはずだ。)

 イカは居ませんと結論づけ、20時ごろ早々に退散。
やはり干潮満潮のタイミングをはずすとキビしいかも。

 で、帰り際にメバルさんに癒してもらおうと泉南の漁港へ。
とにかくシーズン初のメバル釣行なので、1匹の顔が見たいと思い
極悪リグ(自作超小型タングステンジグヘッド)を使用。
先行者が何人か居る中頑張るが、クックックという激スモールサイズの
アタリしかない。ヤスノフ殿は小さいながらもしっかりキャッチしておりました。


12月09日南芦屋浜ベランダ・タッチー

 新作チビジグ”ブリット”のテストと、新しく買った防寒着が着たくて南芦屋浜へ。
潮がクリアーでジグのテストにはよかったが、西風が結構暴れてました。

 ジグで1本、バイブで1本タッチーをゲッツしましたが、連発しないので1時間で退散。
夕方17時から18時の間でした。
ちなみに一時期に比べると人はかなりまばらで、この時間帯私以外に
釣り上げている人はいませんでした。

 サイズは3本半ぐらい?

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シイラダービーの結果

 2005シイラダービーの結果出てます。↓

 http://www.geocities.co.jp/Outdoors-Marine/2995/2005_siirabattle.htm

 ぢょにぃ、ポディウムゲッツ!
夏の突然のスコール思い出します。

 来年は150cmオーバーを秒殺できるよう、体を鍛えておかなければ。

 代々丸行きたいよー!

2キロイカ、解体される その1

 <ぢょにぃ流・イカのさばき方>

 それではそれでは、早速デカイカを捌いて見ましょう。
そこらじゅうイカのぬめりと匂い。
家族にどれだけ迷惑がかかるか楽しみです。困った
なお、これは多分に自己流の部分があるので、クレームなきようお願いします。

 まずはまな板の上で鑑賞。

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 やっぱり、いつも釣るイカと違う…まな板が小さい。

 包丁はお気にり入りの”堺・菊虎”の小出刃。
ほかに出刃と刺身包丁もありますが、この小出刃で大体間に合います。
(いつも釣る魚のサイズが小さいので…トホホ。)

 さて、イカをひっくり返し真ん中に切り目を入れます。

 
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 憎き、イカ墨の袋を見つけ先をしっかりつかみます。
墨袋の先はジェット噴射のロウトめがけて開いています。 

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 墨袋を破らないよう、慎重に取り除きます。
取りにくいときは適宜、包丁の刃を入れます。

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 うまくいけばこの通り、ワタも一緒についてくることもあります。

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2キロイカ、解体される その2


 胴から頭をそっとはずします。目が怖いっ。

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 透明の羽状の背骨(?)をはずします。これを記念においておく人も多いのでは?

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 次にぢょにぃの場合、胴の皮むきに入ります。先にエンペラをとってしまうと、
エンペラの皮が取りにくいので先にはがしてしまいます。

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 取りにくい、エンペラの裏の皮もこの通り。

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 そしてエンペラをはずします。

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 この後、刺身やテンプラ(超美味)にする場合はさらに薄皮をむきます。
水分を取ってからもしくは水を流しながら、どちらかやりやすい方法で行います。

2キロイカ、解体される その3

 聞くところによると、イカは触腕で色々なモノを触るので寄生虫がつきやすいそうです。
真偽のほどは分かりませんが念のため切り離します。
(よって、釣れてきたゲソの生食いは控えたほうがよさそう。)

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 ばらばらになりましたが、すごい肉量。

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 一食分ずつラップにくるみます。我が家ではこのまま冷凍庫へ直行。
日付を入れるのをお忘れなく。

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 ちなみに、これは先日釣り上げたアオリイカの一夜干しを焼いたものです。
オツマミにもってこいです。
アオリイカをざるの上に広げ、ラップせずに冷蔵庫で一日以上干しただけです。

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12月2日新SQ-EASY4.0号、2キロゲットで衝撃のデビュー

お昼ごろに、シークのT君がわが工房にやってくる。
エギングロッドを作ったということで、それを見てほしいらしい。
手にとって名前を見てみると”ALOHA”と入っている。
命名の由来を小一時間問いただしたい気分を抑えながら、触ってみるとかなり
軽い仕上げであることが分かる。すでに何本か注文が入っているらしく、
生産直前らしい。特にティップのベンドがいい感じ。

 ”ここをこうしたら~”とか少しのアドバイスの後、”やっぱり実際シャクって見ないことには”
と、そのプロトのロッドを預かることに。お預かりしたのは7ft6inchの短いほう。
新SQ-EASY4.0の試作も完成したので、そのテストも兼ねて、早速一人で中紀の
Myポイントへ向かう。

 夕方に現場周辺に到着するが、小雨で釣り人はほとんどいない。
本命ポイント横目に見て、まずエギのスイムテストと沈下速度のテストのため、小さな
波止に入る。一通り作業を終えた後、いよいよ本命ポイントへ。

 ここはただの砂浜なのだが、何を隠そうぢょにぃが10年来通っている場所で先々週も
攻めたところ。有名な”煙樹ヶ浜”、”切目浜”ではありません。おかっぱりからと谷井さん
の貸しボートでボトムの様子をくまなく調べ尽くした場所です。数キロにも及ぶ範囲の中で
ホットスポットはわずか20mぐらい。行きたい人はぢょにぃが案内しましょう。

 久々のキロアップを頭に思いながら、ウエーディング。
まずはシークのプロトロッドで、SQ-EASY Slap3.5号をシャクって見る。
さすがにややローパワー気味なので、大きく動かすことはできないが、ティップの戻り
が速く、シャクリ後のブレもないので軽快に連続ダートを起こすことができる。
このロッドでは、非力なぢょにぃでもリトリーブと手首の返しだけでシャクルことができる。
これなら一日14時間勤務も可能だと思った。

 辺りが暗くなってくる。いよいよゴールデンタイムの始まりかと思いながら、
次に同じロッドでSQ-EASY4.0号プロトをシャクって見る。
さすがにエギを動かしきるにはパワー不足だが、ネチネチと少ない移動距離でダートを
起こすことができる。これが冬から春にキクんだよねと一人で思いながらシャクり続ける。

 沖にキャスト。4.0号なので飛距離抜群。ボトム到着前にネチネチダート。
その後のポーズでヴァィーンという今までにないアタリ。
少し間をおいて渾身のフッキングを入れると、がっちりフックアップしたのが分かる。
そのとたん、沖めがけて猛烈なダッシュ。1.5キロは行ったかなと思いながら、寄せにかかる
が中々寄ってこない。かなり長いやり取りの後、やっと浜にズリ上げることに成功。
(この間、自分で取り付けたフックの接着剤がちゃんと硬化してるかヒヤヒヤしていた。)

 そしてロッド、エギと並べてみるとこんな感じ。

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 前回の2キロの時もそうだが、ぢょにぃが大物をゲットするときはいつも一人。
何ででしょうね?

 その後200~400g級を3杯ぐらいキャッチする。
デカイカ入りの袋と並べてみるとこんな感じ。

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 アタリもなくなり、予報どおり北西風も強くなってきたので終了。夕方1時間半ぐらいの
エギングでした。

 車に戻り、早速検量。今まで数々の夢を、無情にも平気で打ち砕いてきた憎きバネばかり
にイカを吊るす。

 ウッソー、2キロいってるやん。

 公正を期すためバネばかりは時々校正しているが信じられない。
氷を買いに近くの釣太郎さんへ。話をしていると、この付近では春以来2キロは
出ていないとのこと。お店の秤で重さを量ってもらうと2,050gでした。
ついでに記念撮影をパチリ。(釣太郎さんのHPに載るかもとおっしゃっておりました。)

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 高速道路が海南まで夜間工事通行止めだったのでなんと帰宅できたのは午前様。
家の台所で、デカイカの触腕とエギ3.5号、4.0号と並べて写真を撮る。

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 ンー、デカイカに対するこのエギのチッポケさ。色々と考えさせられる。
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