ぢょにぃのルアーづくりLIFE

From a mountain of BOTSU proto

ルアーメーカー・JINGOのものづくり班長、ぢょにぃこと吉田聡のブログ
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2006年03月

3月26日和歌山1人エギング&1人ジギング

<第一部・エギング>

 いよいよ、本格的に水温も上がりだし、春本番の雰囲気。この週末は潮回りがあまり期待できないので、エギングはおいておいて、ジギングを予定。しかしロケッティア絶好調だし、エギングの虫が騒ぎ出しだしたので、土曜日の昼過ぎにアジトを出発。

 夕まづめから20時ごろにかけて、すさみ町の地磯を転々とする。どの場所もなぜか人が少なく、ほとんど貸切状態。思い通りの場所にエギを投入していくが、まったく反応がない。水温は相当高い様子だが、ベイトも少なく状況的にはあまりよくない感じ。何とかチビ助1杯をキャッチしたのみ。人がいないのは、釣れないからなのか?

 ここでカカリチョ、茶っキー殿、谷もっちゃんの前日入り組みと合流し、日置川近くのラーメン屋を攻め、インケツ談義に花を咲かせる。んー、みんななかなかのホゲッティアぶり。谷もっちゃんはリール&ロッド破損、で、私はドライブ中1リッター入りのお茶パックが転倒し、助手席お茶の海。不幸話を笑いのエネルギーに変え、気合を入れなおしてここで解散。思い思いのポイントに入る。

 しかし海は頑固で、沈黙を守り続ける。遅くまでがんばったが、反応なし。で、ぢょにぃは明日のこともあるので、早めに車中で就寝。

 明け方の月が出るころ、寒さで目が覚め、またまた地磯に出る。しかし、やはりというか反応がない。ここで鬼夫婦殿と合流するが、この場所では結果が出ていない模様。完全に明るくなるまでシャクリ続けたが、結局ノーバイト。ぢょにぃはここでエギングをあきらめ、午後からのジギングに備える。



<第二部・ジギング>


 代々丸が出船する袋港に到着、ジギングの準備をする。ここで偶然にもブンブン堺店さんのソルト担当のN君と、そのお客さま2人とハチあわせ。久しぶりに一緒にジギングすることに。帰港した午前便を覗いて見ると、なんとなんと釣果”まったく”なし。かなりのショック。代々丸No.1の名手YGK・H氏も乗船されていたが、名手の技をもってしてもジギングではダメみたいでした。ターゲットであるハマチ~メジロはそうとういるらいしいのだが、ベイトがジグにあわないらしく口を使ってくれないような感じ。どうすれば…と出船前から思案する。

 出船してすぐにナブラ発見。ハマチのようだが、船長いわくブリ・メジロがメインらしい。早速キャスティングタックルで狙うも、反応なし。今日は手ぶらで帰ることが頭をよぎる。フローティングミノー、ジグミノー、ペンシルと手を変え品を変え狙う。しかしまったく反応してくれない。しまいには極小7gジグやワインドもやってみるが、なしのつぶて。何なんだコイツら。


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ベストポジションでナブラを直撃するN君


 視界の中にナブラが常に3つ4つある状態だが、あきらめてジギングを試す。魚群探知機の反応を見ながら群れを探すも、映る影はかなりの不景気。4,5回流してすぐにジギングもあきらめる。ターゲットが普段の定位置から、ナブラの方へ集結しているようだった。

 再びナブラの方へ戻り、キャスティングで狙い撃ち。だが相変わらず反応なし。しかも船が近づくとナブラが沈んでしまうようになる。特に曳き釣りの職漁船が、ナブラの進行方向を押さえるので、ナブラのナーバスさに拍車がかかる。職漁船から遠いナブラを狙うようにし、兄弟舟(船長のお兄さんの船とタッグを組む)でナブラを挟み撃ちし、狙いやすい位置に誘導する。ここでフッと海面を見ると1~2cmの透明な魚が群れをなしている。こっ、コレは?出ました春の恐怖の”シラスパターン”。どうやらターゲットはシラスに夢中な様子。コレでは普通のルアーに反応するはずもありません。しかし今まで散々やられてきたシラスパターンに対して、対策はバッチリ考えてました。

 そのうち日が傾くにつれて、ナブラの密度が高まり、水面に飛沫が上がるようになる。このタイミングを待っていました。ターゲットが押し合いへし合い状態に。そしてついに私のジグミノーのガツンとバイト。ブルンブルンとした手ごたえから、しっかりとルアーが口にかかっているのがわかる。しかしなかなかの大物らしく、出て行くラインが止まらない。ヒットさせてから30mぐらいラインを出され、あえなくフックアウト。ルアーを回収してみると、フックが伸ばされていました。おそらくブリクラス以上の大物でしょう。しかし、対策どおりうまくやれば口を使うことがわかり、落胆せず再びチャレンジ。

 しばらく間をおいてから、また私にヒット。今度はヒットしてすぐに口以外のところにかかっているのがわかる。コレはぜひとも取り込みたいので、今までにないくらい慎重に魚を寄せる。10分ぐらいかけてゆっくり魚を寄せ、そして船長のタモに魚が収まる。ゲットできたのは70cmチョイのメジロでした。ルアーがかかっていた場所がエラの下なので、捕食行動からフックアップしたものとわかる。サイズはメジロだが難しいパターンなのでかなりうれしかった。

 私だけ2回もヒットさせたので後はヒントを伝授しながら、ほかのお方のサポートにまわる。(でもロッドは持っていました。スミマセン。)しかし、まともなキャスティングタックルを準備していたのは私だけだったので、キャスティングが重要な鍵を握るシラスナブラ攻略はかなり難しい様子。と、突然ミヨシにいたN君にヒット。しかしコレはハマチでした。少し残念。


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こんなに夕暮れになるまで頑張りました。


 そのうち日も暮れてあえなくタイムアウト。港に引き上げる。お兄さんの船のほうも1人の方が2回ヒットさせ、1匹ゲットした様子。ご苦労さまでした。暗がりの中、港で記念撮影。

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 これからシラスパターンになり攻略は難しいが、工夫すれば必ずヒットに持ち込めるのでまたまた楽しみになりました。というのも、口を使ってルアーを襲ってくるのはかなりの大物なので、サイズをセレクトして狙うことができ、かなり面白いと思う。狙ってブリを!っていう感じかな?是非、今のうちに再びチャレンジしたいです。


3月17日和歌山エギング、ついにファイヤー!

 徳之島遠征から、少しスランプ気味。思うように釣果が出ない。
前回までの反省点を挙げると次のとおり。

 1.夜のほうが反応がよい。
 2.クイッとエギを引っ張るアタリは出るのだが、すぐに放してしまう。ロッドのティップは柔らかいほうがいいのかな?それとも強風でラインがあおられて、エギに余計なテンションがかかっているのかも。また、ヤエン師曰く、味・匂いがないと駄目とのこと。フォーミュラ必要?
 3.干潮から満潮へ向かう込み潮のときに、少し浅場を狙うのが春のデカイカのセオリー。

 エギの改造に夢中で、イロイロなエギングの要素を考えるのがおろそかになっていたみたいでした。

 本当は18日の晩から室戸狙いのつもりだったのだが、どうやら天気がくずれるらしいので、中止に。そのかわりに、1人でまたまた南紀に向かうことに。なにやら変な予感がしたので、途中イカをキープするスカリを購入する。

 ETCの通勤割引(高速代5割引)を利用して、南紀へ向かう。久しぶりに穏やかな天気。夕方19時ごろに1発目の場所に入る。が、なぜかアタリが出ない。焦りの気持ちから、そこから前回唯一ゲットした串本のポイントに向かってしまう。

 でも、やはりここは堅かった。


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 ボウズをとりあえず脱出しておいて、再び北上。浅場に面した地磯を中心にまわっていく。さすがに金曜日の夜は人が少ない。

 月が煌々と照っている中、午前2時半ごろでした。磯にはさまれた浅場でエギをキャスト。エギが着底後、ゆっくり2段ジャークをしポーズさせていると怪しいアタリ。エギを抱き込むにいたらなかったので、普段あまりやらないすばやい3段シャクリで再びポーズ。ここでついにエギを抱え込むアタリが出たので、思いっきりあわせると久々に大物の感触。フルキャストでのやり取りなので、腕がだるくなるぐらい引きを楽しんで、足元のサラシの中でギャフ打ち。デカイカ特有の”ボシュっ”っていうジェット噴射。取り込んで、潮溜まりに泳がせてみる。


 
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 でかいですね、でかいですね。これは2キロ間違いない。車にスカリと一眼レフデジカメを取りに戻る。明るくなってから写真撮影しようと、スカリにイカを生かしておく。その前にもう一度撮影。

 
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 エギはスクイージー4.0号(少し改)#12オレンジツリー、ロッドはアロハ7.6ft。ちなみに、使い始めて間もないこのロッドで2キロアップ2杯目です。何か憑いているのかも。

 もう一発を狙って、そこから少し離れた場所で同じシャクリでもう1杯キロアップのメスを追加。こいつは取り込みのときにもう1杯イカが付いてきていました。ンー、このポイントはかなりイカ濃いかも。

 スカリのイカが気になったので、あまり移動せずにのんびりすごす。おそらく、この時間帯にもっとランガンしていればさらに釣果が出ていたと思う。

 やっと明るくなってきたので、三脚を立てて撮影。


 
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 広告に使おうと苦労して三脚&セルフタイマーでがんばるも、帰ってから見るとあまりきれいに撮れていない。写真ってやっぱり難しい。T先生、広告に使ってくれるかな?

 夜が明けた6時には引き上げ開始、ひさしびりにスカッとしました。帰ってから検量するとデカイカ、2.4キロありました。1人で抜け駆けしてゴメンネ。やっとスランプ脱出させてもらいました。


 

3月14日和歌山エギング

 エギの新しいアイデアをイロイロと準備できたので、再び和歌山へ。

 途中、高速道路が事故通行止めだったので予定以上に時間を費やして、
19時ぐらいに南紀のポイントへ到着。カナリの強風。
どこもアタリすらなく、怪しい雲行き。急な水温低下と強風で思うように攻めることができない。それではと、ここぞという場所へ移動しやっと1杯ゲット。


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 携帯で電話中に乗りました。ここは手堅いのだが、あまり大型が出ないので早々に移動を決める。
途中、磯に挟まっていた大きな魚を発見。


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 1メーターぐらいのサメでした。このお方も水温低下で息絶えたのか?私も凍えそうになりながら次の場所へ移動。

 が、しかしまったくアタリがなく、車で仮眠を取ることに。
あまりの気持ちよさについ寝過ごし、朝まずめを逃しかけたが何とか海辺に立つ。が、強風は収まっていない。昨晩にお会いしたヤエン師をたずねると、1時から6時の間に9杯もゲットされたとのこと。最大は1.5キロぐらいあったそうな。寝ている場合じゃなかったね。その方に七輪で焼いたお餅をご馳走になり、北上を始める。

 串本周辺は少し水温低下していた模様なので、次回の下見をかねて、すさみ町のマイナーな磯をランガン。こんなところにっていう場所にヤエンの方が陣取っておられたのが目に付いた。皆さんアジバケツを持ってご苦労様です。どのお方も口をそろえて、明るくなるとアタリがなくなったとおっしゃておられました。んーやっぱり今の時期は夜がいいのかな?

 で、エギの新しいアイデアはというと… テストの結果、ついに作動しました。
これは破壊力抜群!もう少し使いこんでから(=自分だけイイ思いしてから?)発表したいと思います。

3月10日和歌山エギング

 怪しいエギを製作中。
で、そのテストと徳之島の鬱憤を晴らすために夕方一人ふらっと中紀へ。


 エギのテストを早々に済ませ、6箇所ほどランガン。

ポイントに到着
 ↓
ヤエン師が竿を曲げている
 ↓
取り込みを固唾を呑んで見守る
 ↓
オメデトー、キロアップ

 を2回やってしまいました。その横でシャクるもアタリはもちろんありません。

こちらの方は、気前よく竿を曲げてくれるのですが…↓

1_2.jpg

3月4日鹿児島県・徳之島エギング1日目

 ”広告にデカイカ写真を!”を目標に、早朝神戸空港を飛び立つ。
メンバーはカカリチョ、プロカメラマンTと私。
そして、昼前に到着! はるばる徳之島! やっちゃうよの連発。
気合の入り方はパッション屋良級。
 
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 海岸に着くなり、目に飛び込んできたのは青い空、透き通った海、
そして広い広いリーフ、遠い遠い海岸線。どうやって行くの、外海まで?

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 レンタカーで走りながら、ここぞという場所発見。
ちょうど漁港があり、リーフが入り組んだところ。
始めてすぐにアオリゲット。

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 パープルのきれいな南国系アオリ。
これはひょっとして聞いていたよりもイカ濃いかもと思ったが、そうでもなかった。
ここから怒涛のランガンでイカを探すが、再び同じ場所でもう一杯追加して日が暮れる。

 夕食後、再び出撃。
明かりのある広い漁港で登場したのは、タコ。

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 やはり南国系のスゴイ奴です。カカリチョンはこいつに極太遠征ギャフを破壊されてました。
なんというパワー。闘牛の血を引いているに違いない。

 次にご登場はキロオーバーのコブシメ!

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 色を変化させながら怒りの角だし。こいつも恐ろしい奴だが、根は優しいに違いない。
はるばる神戸からののお客に墨だし角だし歓迎してくれたので。

3月4日鹿児島県・徳之島エギング2日目

 次に登場はメッキ。やはりこちらでは大阪湾のシーバス並に沸いてます。
なかなかのグッドサイズ。

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 メテオストライクでストライク。やります。

 こんなナイスガイも登場。

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 こいつは勝手にハピと命名。メバルとチカメキントキの合いの子みたいな魚。
メバタックルで狙えば入れ食い間違いなし。しかも30cmはアップするし、ヒキも強烈。
面白いに違いない。

 2日目は早朝からランガンモード。まったくやり残しがない様に綿密な計画のもと、
完璧にエギを投入していく。

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 特にこの場所は徹底的にやりました。1日5回以上パトロール。
でも、反応なし。

 移動中にふと気になって撮影した風景。

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 赤土、サトウキビ畑、太平洋。いいですね~。忘れていたどこかの情景。

 そして、2番目によく通った漁港で記念撮影。

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 このころにはデカイカどうでもよくなってたかも。いやーイカ薄いです。
 

3月4日鹿児島県・徳之島エギング3日目

 で、そうこうしているうちにとうとう最終日。すでに観光気分モードになりながら、
道端の風景の撮りだめに専念。

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 この島では闘牛のオーナーになるのがステイタス。私も闘牛を見ていないのに、
闘牛のファンに。思わず闘牛Tシャツ買っちゃいました。

 で、忘れたころにやってくるのがこのサイズ。

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 この島には、今このサイズしかいません。残念。

 釣行中気になったのは、地元エギンガーの凄腕ぶり。
数人、拝見させていただきましたが、地元関西とほとんどやっていることは同じ。
これではイカもたまりません。
ポイントの攻めかた、回りかたも洗練されていてこれはカナリ強敵。
きっと数々のビッグサイズを手にされてきたことでしょう。
グローバル化恐るべし。

 漁港によくいらっしゃるサビキおばさん。

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 どのお方も、気前よく色々なことを教えてくれます。ホントにこの島の人たちは
気がよくておおらかな感じ。ありがとうございました。

 そうこうしているうちに、タイムアップ。

 結局、デカイカなし・・・・

 ぢょにぃ感傷にふけるの図。

14.jpg


 んー次こそは、次こそは。癒される風景がせめてもの救いだが、これに甘えていては
いけません。

 今度は今ひそかに開発中の新世代エギ・ロケッティアを是非完成させてから再挑戦。
人間色々なことをばねに成長するに違いない。

 まっててくださいね、デカイカさん。
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