ぢょにぃのルアーづくりLIFE

From a mountain of BOTSU proto

ルアーメーカー・JINGOのものづくり班長、ぢょにぃこと吉田聡のブログ
現在プロデュース製品はValleyhillにてリリースしております(^-^)

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エギングランキング

Development JINGO工房へようこそ

楽しく悩みながら

カラーリングの思案中。
初回生産は全8色を計画しています。

作業量が多いのは模様(パターン)のデザイン。

平面から起こした模様を布に転写し、その布をエギに貼り付け評価。
そして調整したのち、エギから布を剥がし、スキャンして平面図の修正。

これを納得いくまで繰り返します。

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どこで納得するか。

それはもう、私の主観です😙

バスルアーから始めて、ルアー作り歴は30年以上になりますが、アメリカンルアーを中心に星の数ほどの手本を目にしてきました。
引き出しと言ってはおこがましいかも知れませんが、相応の蓄積はあるはず。

ここの模様はもうちょっと大きく…
ここの間隔はもうちょっと広く…

楽しく悩みながら作業を進めています😗

ロケッティア新モデル進行中♪

 皆様新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

 途切れ途切れにはなりましたが、ロケッティアの新モデルの企画を進めています。
色ぎめ中・・・

20190111_095330

 生業としてルアー全般の設計から生産を請け負っています。
この正月も、休み返上でひとつの案件を進めていました。
それら色々の合間での進行ですので、歩みは遅いですがどうか気長にお付き合いくださいませ!

 近々、海外専属工場の方へ出張予定。
コミュニケーションはメールやチャットで事足りるのですが、その場での判断や綿密な打ち合わせは訪問しないと無理。
ちょこちょこ出張しているんです。
その分、ここしばらくはフィールドテストが減っていますが、工場上がりのプロトが上がればガンガン行く予定です。

 去年は外したので、今年はデカイカ釣りたいなぁ・・・







メタルスッテ仕込み中・・

お陰様で人気が続いておりますメタルスッテ・Valleyhillメタリンですが、よりヘビーにというトレンドを追って追加ウェイトを試作検討中です。タイラバでもティップランでもこの流れ、ありましたよね。

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まずはボディ製作のための試作型を削り出しておりますが、この後が大変。
塗装、そして裁縫業務が待っています・・・
針と糸の扱いが最難関。

ええ私、家庭科は苦手だったんですよ

ロケッティア新作、湾奥でテスト中


イカに翻弄されずにテストできるところで・・・

新作ロケッティア、テストは続きます。
簡単なパーツテストや、静かな水面での挙動の確認は湾奥のほうが向きます。

こんなところでテスト。
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長らくテストしてきたボディですが、前回の釣行にてある弱点が発覚。
解決のために色々とこねくり回します。
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ボディ形状ですんごく変わるんですよ。

イカには翻弄されずに済むポイントですが、銀ピカのこの魚は居ます。
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ダートするエギをチェイスしてきたところを、JADO冷音14gで一撃。
ネットまで準備してあったところが確信犯。

新機軸ソルトラバーベイト第二弾、"Quaky Bug"

秘密裏にテストを進めて参りましたが、いよいよデザイン最終局面にあるアイテム

夜間の濁った海中、魚の活性は高いがルアーを見つけてもらえない・・・
そんな状況を打破すべく、超振動でダイレクトにターゲットの側線に訴えかけるという仕組み

今回はそのパーツをチラ見せ
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実績は・・・モチロンですとも
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夜な夜なテストしてきましたが、やっと納得のバランスに近づいてきました

やればやるほど・・・小さなパーツですが、実に奥深いチューニング
全体像はもうしばしお待ちを

オフショア・タングステンジグのプロト完成!

来年へ向けてのラインナップのひとつをご紹介。
安定した釣果で実績を残してきたブリットのタングステンバージョンを試作いたしました
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ウェイトは100gと150g。
近海をカバーできるラインナップです。
タングステンジグとなると動きがダルになるという特性があり、それがマッチする
状況もあると思いますが、ここはひとつ、逆にキレの良い動きを狙いました
同船者より早くボトムタッチして、強烈なフラッタリングで根こそぎゲット
なんてことが起こるかも

タングステンバージョンを設計するにあたり、細かい比率でのシェイプチューンを
施してあります。
ダメージを受けやすい頭部は別の合金にて成型。
全体のシルエットをシャープに引き締めます
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もちろんサカナを呼ぶサイドディンプルも装備。
これからテストを重ねて、皆様の強い武器となるよう磨きをかけていきます



9月29日カンパリ動画撮影!

どんどん加熱する関西陸っぱり情報サイト、カンパリ

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秋のアオリイカ狙いと銘打って、日本海の竹野にて動画撮影を行いました
台風来襲の前日、怪しい空でしたがYUIちゃんもがんばってくれて、
いいムービーが撮れたと思います

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動画がアップされましたら告知いたしますので、しばしお待ちを


掲載紙情報、9月発売号!

まずはイカプラス
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いつもながら、マニアックで濃い内容の誌面、感嘆の嵐です
わたしはスペシャリストの絶対エギコーナーにちょこっと登場させていただいてます

そしてルアーマガジンソルト
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名物企画・ヤマラッピのエギング百番勝負でヨチヤマ係長が大奮闘
新機種ロケッティア・スライサーもスクープされております。

両紙ともDVDつきの盛りだくさんの内容
皆様どうぞ宜しくお願いいたします

いよいよベールを脱ぐ、新機種スライサー

エギングブームの勃興から10年以上が経ちいろいろなコンセプトのエギが市場に
投入されてきましたが、そのなかでやはり生き残ってきたのが釣れるエギです。
釣れるエギと一言で言い表すと簡単なのですが、どういうエギが釣れるエギなのか?
イカはシチュエーションによっていろいろなものに興味を示し、
極端な話、棒切れにも抱きついてきます。
(エギ発祥の伝説として、燃え盛る松明からこぼれた炭片にイカが抱きついたというのがあります)
逆に言うと絶対に釣れないエギは存在しないと言えるほどチョイスが難しいのも事実。

そこで初心に戻り何故自分がエギングにハマったということを考えると、やはりそこには
積極的に誘いを掛けてイカを捕っていくという攻撃的な部分があることが大きかったと思います。
誘いを掛ける=ジャークによって、エギをダートさせる もしくは高くハネ上げさせるということに
なるのですが、そこの部分で思い通りにエギが動いてくれれば、これほど気持ちいいことはありません

ということで、もう一度原点に戻り、”左右へキッチリダートする” エギについてここ1年ほど考えてきました。
ダートするためにはボディ下面で渦流が発生しなければいけませんが、効率よく発生させるためには
アイは上面にあるほうが引っ張り方向の点から都合が良いのが事実。
しかし、そのためにはボディ先端部の補強が必要になり、別パーツでコストが高くなってしまいます。
どうにかシンプルな構成でデザインできないものか・・・試行錯誤の上、出た答えがこちらです。
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先端部をプレートによって成型し、強度を確保すると共に、切れ味鋭いダートを狙います。

名づけてスライスダート

超鋭角に左右にターンし、一回のキャストで非常に多くのバイトチャンスを生みます。

先日行ったテスト釣行では・・・
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文句なしのイカの反応

ダート中、横を向いた状態では3号相当のシルエット、ステイさせているときに後部から
見たシルエットは2.5号相当のシルエットとなりますので、ナーバスなイカに
ラージシルエットでスイッチを入れた後、スモールシルエットで乗せにかかる

名づけてダブルシルエット

ホバーロックと同じく、全13色の展開、沈下速度は3.4秒/mの絶妙の速度に調整しました。
もちろん、カッ飛びロケッティアシステムも搭載しております。

発売予定は9月中になると思います。

皆様、どうぞよろしくお願いいたします









掲載誌情報 9月号!

まずはルアマガソルト09月号
詳しくはコチラ
http://www.naigai-p.co.jp/luremagazinesalt/ 

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実はよく釣れる夏のエギングについて紹介させていただいております
他にも夏の釣りモノの紹介がテンコ盛り

そして岳洋社 SW09月号
詳しくはコチラ
http://www.gakuyosha.co.jp/magazine/index.html#sw 

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今回はオフショアのリトリーブスピードという興味深い特集の中で、鯛ラバについて執筆させていただいております

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スピードについての深イイ話をまとめようと思ったのですが、若干書ききれない感が
若干、不思議ちゃん文章になってしまってるかも知れません
ご質問はいつでもお受けいたします

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ヨチヤマーヌ係長もQ&Aで奮闘
うらやましいデカサバを連発しております

以上、夏真っ盛り、アツ~い内容になっておりますので、どうぞ宜しくおねがいいたします



新製品・桜舞TGの出撃開始!そのヒミツとは!?

P5160092 のコピ2


タングステン鯛カブラ・桜舞TGの出荷を開始いたしました!
詳しくはコチラ→ http://jingo.dreamlog.jp/archives/5088477.html 

ウェイトは50gと60g、それぞれ5色のラインナップとなります。
もっと重いウェイトが欲しいですか?
いえいえ、まずはお試しください! 
桜舞TGはスピードフォールを極めた形状をしているのです。
速い流れや2枚潮もものともせず、ずんずん沈んでいきます。
従来よくある形状、玉型や太鼓型の場合、その受ける水流はどのようになるのでしょう?
ここによくわかる動画があります。



これはいわゆるカルマン渦ですが、流体中の物体は抵抗を受けます。その抵抗が渦となって現れるのですが、渦を作るということは渦を作るためのエネルギー分の抵抗を球体が受けているということ。渦が無ければ抵抗はもっと減るはずです。そのひとつの究極形が、天空から降ってくるアノ形。ティアドロップ形状なのです。

それがコノ形。

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桜舞TGはティアドロップ形状をしているのです。ヒントは、とある鳴門の漁師さんのカブラから頂きました。
潮流の速いエリアでは、いかに効率よくボトムを取るかが運命の分かれ道。その理想的な形がティアドロップ形状となるのです。

鯛カブラの釣りに、残念ながらスローフォールは無用です。例外もありますが、フォール中にアタリを取ってフックアップに持ち込むのはほぼ不可能といえましょう。フォールという過程はできるだけ素早くスキップしたい。それが手返しを高め、ポイントをくまなく探るテーマになります。ひと流しで5回ボトムを取るところを、6回7回と増やすことができます。桜舞TGを使っていただけると、そのフォールの速さに驚かれるでしょう!!

そしてリトリーブを開始すると、先ほどの動画のように、ボディ後部に渦ができます。実は桜舞TGはこの”渦”を効率よく作り出せるようなボディ後部形状をしています。渦ができると、ネクタイが非常によく動きます。そしてこの渦はボディ形状で作り出すので、スローリトリーブでもネクタイがよく動くのです!!

ボディアクションは弱いS字軌道。なぜ、弱いS字軌道なのでしょう?
鯛の捕食スイッチを入れるためにはS字アクションが有効と思われていますが、そうは思えません。隣同士でS字軌道の鯛カブラと桜舞TGを比べて見ましたが、鯛の反応自体はほとんど差がありませんでした。(むしろ手返しの速さで桜舞TGの圧勝でした) S字アクションが強すぎると、強い潮流に入ったときはグルグルとした感触となり、まったく釣れなくなるときがあります。しかし桜舞TGでは、ボディ自体のアクションは抑え気味なので、どんなに速い潮流でも安定したアクションで鯛を誘い続けます。また、ボディ軌道が安定しているので、アタリが始まってから、フックアップが非常に早いのも特徴です。

このように、桜舞TGは明確な意図を持ってボディ形状を設計しました。是非一度お試しください!!!

ルアーニュース増刊号 "爆乗りエギング2012春”

ルアーニュース増刊号
"爆乗りエギング2012春”
発売されました!

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私は、ディープホバーエギングの紹介で1ページ丸まるジャック!!!
その他、内容盛りだくさんの40ページで、価格はなんと199円!!!
買わなきゃ損です!!!

これでこの春さらにエギングシーンが盛り上がるでしょう!

皆さんどうぞ宜しくお願いします!


地球丸・でかイカマガジン 2012

ソルト専門誌SALTWATERでおなじみの地球丸より、でかイカマガジン 2012が発売されました!
史上最大のでかイカ戦略と称し、名手たちのあの手この手の戦略が紹介されています!

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表紙はヒロセマン!!!いいトコ持って行き過ぎ!!!

イカ係長は久しぶりにイカ部長とコラボ!!
これは今となってはある意味幻のコンビかも!?
必見です!!!

私はと言いますと・・・

編集部からのリクエスト、”イカにボロボロにされたエギを送ってください”に応じて、超ボロボロのエギを送りました!!!

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ボロボロさではブッチギリだったと思います(笑)

ボロボロエギの解説はさておいて、読み応えたっぷりの内容になっていますので、みなさまどうぞ宜しくお願いします!!!

ホバーロックの動画

ロケッティア・ホバーロックの動画です。
(↓クリックしてリンクに飛びます)

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*釣りビジョン動画へのリンク

ホバーロック状態の姿勢がよくわかると思います!

シンカーが前部にあるときはスーッと沈み、後部にあるとき(ホバーロック状態)はゆっくりふわふわと沈みます。
前 → 後 はマニュアルチェンジです!



ロケッティア・ホバーロック・ターボ発進!

新製品、ロケッティア・ホバーロック・ターボ3.5号の出荷を開始いたします。

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 特許を取得した、超遠投性能ロケッティアシステム。そしてマニュアル感覚でエギの姿勢を制御できるホバーロックシステムを搭載して、さらに進化を進めて参りましたが、そのウェイトアップモデルがデビューします。

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 通常、ウェイトアップモデルとなると、バランスの問題から、1~2gアップの範囲の製品が多いのですが、ロケッティア・ホバーロック・ターボはなんと3gのウェイトアップを果たしております。

 キャスト後シャクりを入れるまでは1.4秒/m、最初のシャクリから後は2.2秒/mの沈下スピードとなります。水深20mの場所で16秒の差となり手返しが早くなりますが、それよりも、急潮流や強風などの悪条件下でも狙いのピンスポットを攻められるという他では実現できないメリットのほうが大きいと言えます。

 攻めきれなくてポイントチェックの最後に是非キャストして頂きたいモデルなんです!

 ホバーロック後は水平姿勢になるのでディープモデルにありがちな、岩の間に頭から突っ込んで、根掛かりを起こすようなトラブルがほとんどありません。私も根の粗い場所で臆することなくアグレッシブに使っていますよ!

 そしてそして・・・ロケッティアシステムにさらにウェイトアップのブーストがかかるので、エギの飛距離ギネスと狙えるモデルとなっています!!!

 価格はノーマルモデルと同じ¥1,000(税別)、全13色のラインナップで全国のvalleyhill取り扱い店でお求め頂けます。

rocketeercolor


岳洋社・SW5月号 よろしくお願いします!

岳洋社・SW5月号 4月10日発売でございます。

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今回もみなさん、渾身のテク解説!
ためになる話がてんこ盛りです!

わたしは春イカ攻略の解説をカラー記事でさせていただきました。
キモになる”フリーフォール・エギング”の解説を中心に、春イカ攻略の要点をギュっとまとめております。
写真も織り交ぜて、わかりやすい記事になっております。(ナカジー殿、オツカレサマです!)
 
是非一読して、これからのハイシーズン、テンションあげていきましょう~♪

アオリイカ地獄11

今年も出ました、つり人社のアオリイカ地獄。

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今回は年末の串本大島でチャレンジ。
事前情報マッタクなしでしたが、イカの捕獲には成功しております。

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全体的に去年のようなデカイカが少ないように思いましたが、みなさん苦労されたのかな?
取材でデカイカを釣るなんて、ホント、尊敬いたします!

今回も濃い~内容になっていますので、どうぞよろしくお願いします!

(関係した方々、お疲れ様でした!)


超絶鯛カブラ! 桜舞TG いよいよデビューです!

タングステン鯛カブラ・桜舞TGですが、昨日の店舗様向け展示会にて初受注を行いました。

いよいよ、ラインナップと価格が決まりましたのでお知らせします!

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本体がタングステン製、サイドホログラムフィニッシュ・グローアイ仕様となっています。
フックはシーハンター8号+がまかつ製11号、ネクタイ部はラバースカート+スモールネクタイ+ストレートネクタイとなっています。
ウェイトは、50gと60gとなります。
価格は、50gが¥1,950 60gが¥2,090 となります。(タングステン製でここまでの仕様なのに安い!!!)

最大の特徴はクイックチェンジ&クイックセットシステム!!
非常にシンプルな構成ながら、フックとネクタイを別々に交換できるというスグレモノなのです!!

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写真の中のシリコンチューブを、矢印の方向へ移動させます。

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すると、あっというまに各パーツがフリーになって、即交換が可能となります。
船を立て直している間に、余裕で交換できますよ!!!

パーツ類も発売いたします!!

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ネクタイが、ストレートネクタイとカーリーネクタイ。形状を吟味したJINGOスペシャル仕様です。
ストレートネクタイがアクションの動きだしのよい左右非対称シルエット、カーリーがフックへのからみの少ない”ゆる”カーリー形状となっています。耐久性のよいシリコンラバー製ですが、極薄に仕上げてあります。

スペアフックが、レギュラー仕様とロング仕様の2種類。
ライン結束はPE素材を使用しているので、非常にやわらかく、魚がハリを吸い込みやすくなっています。
フックはがまかつ製11号、フトコロの広いタイプを使用しているので、かかりがものすごく早いです。

価格が、
ストレートネクタイ210 (5入り) ¥330
カーリーネクタイ235 (5入り) ¥330
スペアフック ステルス早掛レギュラー11号 (3入り) ¥350
スペアフック ステルス早掛ロング11号 (3入り) ¥350
と、なっております。

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ネクタイが全12色。見たこともないカラーがありますよね??
今までの実績と、各地からの要望に沿ってラインナップしました。
もちろんUV発光カラーもありますが、わたしが楽しみにしているのがパターン入りのカラーです。

全アイテムとも、2012年4月下旬リリースを目標に生産しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!!




桜舞TG ロゴタイトル案


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今春発売予定の、JINGOタングステンタイカブラ・桜舞TGのロゴタイトル案を入手。
いかがでしょうか??

鯛カブラフックの作り方

JINGOの新製品、鯛カブラ・桜舞TGの生産に向けて、準備の最終局面。

生産Procedureをまとめていたのですが、指示書の膨大な数の写真が、少し勿体ないような気がしました。そこで、知りたい方もいらっしゃるかも知れないので、鯛カブラのフック部分の製作方法だけ、ここで公開してみたいと思います。気に入った方は、お好きなライン・フックで自作してみてください!
(もっといい方法があるよ~って方は、こっそりおしえてください・笑)

ポイントは、
・狙いの寸法で作ること
・無駄のないこと
・すばやくできること
です。(量産する上で、当たり前ですね、すみません;;)

finished hook
出来上がりの形と寸法です。 下のほうのハリのポイントが、上のハリに干渉して鈍らないように、ズラしています。
結びは外掛け結びです。

tools01
使うのは道具と材料は、このくらいです。 上のは冶具です。あ、あとハリと接着剤も必要ですね。

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冶具はプラスティックボードに直径1mm・長さ数ミリのピンを打ってあります。割り箸と細いクギでも代用できると思います。目盛りは、ピンの遠い側からそれぞれ、33mm・50mm・94mmのところに書いてあります。別寸法のモノも作れるように、マスキングテープの上に書いています。

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まずはこのように持って・・・

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ラインの余りのほうを、ハリの上側から50mmのところに、調整します。

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指で押さえているところが、ズレないようにしっかり保持しながら、外掛け結びを開始!

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5回巻きつけています。これより多いと、締りが悪くなりますし、少ないと結びのズレが多くなります。

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ループに通します。

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メインラインを引っ張って、巻きつけの山が崩れないように、丁寧に締め付けます。

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プライヤーで端をつまんで、しっかりと増し締めします。

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結びコブを、ハリの撞木までズラします。接着剤を使うまでは、結び目の巻きつけがふくらんでしまうので、ハリを引っ張っての締め付けはしません。

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次に、冶具を使って、結びコブの頭から33mmの位置に、ラインに折り目をつけます。

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折り目がついた状態。

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折り目を先端として、チチワを作ります。 PEラインを使う場合は、エイトノットにします。

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プライヤーでしっかり増し締め。

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反対側も増し締め。完成部分にかからない様に、
チチワ先端から110mmぐらいのところを、プライヤーでつまんでいます。

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チチワ先端から94mmのところで、カット。

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最初のハリと同じように、50mmのところで2本目のハリを保持します。

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同じく、外掛け結びで仕上げます。左手でつまんでいるところがズレると、完成品の寸法もズレてしまいますので、しっかり保持してください。

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1本目のハリと同じように、増し締め。 ここまで、ラインの完成部のどこもプライヤーでつまんでいません。

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最後に、浸透性のある接着剤(瞬間接着剤でいいです)を、結びコブに垂らしたあと、端線を3mmぐらいにカットします。 ギリギリでカットすると、ほどけてしまう恐れがあります。

以上で、鯛カブラのフックの自作方法となります。

好みの寸法があれば、冶具の目盛りをいじって調整してみてください。
また、ラインにPEを使う場合は、最後の端線をライター等であぶって、結び目ギリギリに焼きコブを作っておくと安心です。

慣れるまで大変かもしれません。当工場では、猛トレーニングをつんだ職人が行っているので、正確かつ、すごいスピードで作ります^^;

できない人、時間のない人、面倒と感じる人は、完成品を純正パーツとして販売する予定もありますので、どうぞご利用くださいね




























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